梅酒と醍醐蜜の柿氷 (お酒の入ったかき氷です)
2020年10月24日 土曜日1軒目:奈良市 北袋町の 和ノ雫 さん でかき氷を頂いてきました。
梅酒と醍醐蜜の柿氷 です。
ヨーグルトと蜂蜜ミックスの蜜の上から柿のジュレ。
生のレモンスライスとミントの葉が彩りを添えています。
ふわふわ氷で食べやすく、すくった分だけすくえる良い氷です。
氷の中にはカットした柿とキウイが食べやすいサイズで入ってました。
柿のジュレは ほんのり柿風味。
やや黄色く見える部分がヨーグルト+蜂蜜。かき氷の名前に”醍醐蜜”とあるのはこのソース部分のことですね。
味としては全体的に このほんのり柿とヨーグル蜂蜜の味わいでした。
メニュー名でわかるものの、見た目だけでは分からないのが お酒のかき氷である事。しっかりお酒の味です。
説明書きには梅酒のシャーベットとありますが、梅の味や風味はあまり感じられず”日本酒”といった印象が強かったです。(私はお酒が飲めません。お酒好きな方ならわかるのかも)
どこから?どこまで?どの部分が梅酒のシャーベットなのかが判別出来なかったのですが、底の氷部分がお酒の味わいが強めに感じました。
底の氷だけを口に含むとお酒の風味は強いですが、底にたまった溶けた水分についてはお酒の風味はあまり感じられませんでした。(まだ溶けてなかった?)
説明書きにはありませんが、昔と同じなら”醍醐蜜”の部分にも日本酒が入ってると思われますが、実際 どの部分(シャーベット?醍醐蜜?こっそり酒?)からのお酒味?というのは判別できませんでした。(お酒は良く分かりません。。)
これらはお酒の飲めない私でも特に違和感なくいただくことが出来ました。
アルコールが、というよりはお酒味。といった感じです。
実際、お酒が入るとすぐ顔が真っ赤になる私ですが、顔は赤くなりませんでした。千鳥足にもなってません。(証人はいません)
メニュー名にヨーグルトと付けずに”醍醐”の表現としたのは
製法の失われた古の食材”醍醐”と絡めて
和風のイメージ、古の情緒の雰囲気を醸し出していて
お店の雰囲気とも合うように感じました。
美味しかったです。
ごちそうさまでした。
月ヶ瀬の梅酒をシャーベットに
ヨーグルトと蜂蜜で古代の蜜を再現
柿のジュレを仕上げに冠して
古の情緒溢れる古の削り氷です
と、説明書きにあります。
店内で頂ける ”酒氷”なかき氷は全部で3種類。
他テイクアウトのかき氷もある模様。
出して頂いた お冷。
中に石が入ってました。(写真撮り忘れ)
これはクレームをつけるものではなく、
花こう岩っぽい見た目から”麦飯石”かと推測されます。
お高くないんじゃろうか。。。
このお店は2階が古美術のギャラリーになっています。
お店のひとが ”よかったらご覧になってください”とお声がけしてくださいますので興味のある人は行ってみましょう。
階段が急なのと、階段の踏み板面積が小さめなので気を付けましょう。
見た目など。
写真を撮るときに気付きましたが、カウンター席の真上に照明があります。
普通に座ってるぶんには気付きませんでしたが、かき氷の写真を撮る際にすごく明るい写真が撮れました。
外にメニューを貼りだしてらっしゃいます。この配慮は嬉しいですね。
このお店は 旅籠(はたご・HOTEL)にして喫茶(サロン BAR noon)でもあるらしく かき氷を出すとのこと。旅籠は1組様限定の宿泊だそうです。
お店の看板に”氷”と書いてあるのを目ざとく見つけてしまったのです。
”松籟ショウライ~まつのおと~”さんトコが今年/今月はどうかな~的な気持ちで松籟さんのお店を通ったときに偶然この”和ノ雫”さんを発見。
最初見た時は”かき氷を出すお店の隣にかき氷を出す店を出すなんて、マナー無用な競争過多なイメージでけしからんなもう、”と思いましたが、門をくぐり、玄関に入ったときに見覚えのあるベルが置かれていました。
お客が来たよ、とお客が押すベルです。松籟さんのとこにあるのと同じ感じのものでした。
どうやら関連店舗かもと思いながら食事。帰り際に尋ねると関連ところか、同じ、とのお答え。松籟さんとこのかき氷をこちらに持ってきたとのことです。松籟さんはお鍋料理屋さんだけになったのかな?
けしからんというワケではありませんでした。逆に私がケシカラン未遂です。聞けてヨカッタです。
公式ページ:店舗ご案内は見つけられず
公式SNSはお持ちです。そちらからアクセスしましょう。
Google マップ
和ノ雫さんとしては、
奈良かき氷ガイド 未掲載店
松籟ショウライ~まつのおと~ さんとしては、
かき氷ガイド 2018/2017/2016掲載店 (2015は奈良かき氷MAP)
今日のひみつ
違いはわかりませんが、同じ古代の製法の失われた乳製品”蘇”は、復元品が飛鳥地方で特産品みたいによく売られていて説明書きも良く目にしますが、”醍醐”のフレーズの商品は見たことがありません。
何か理由があるんじゃろうかと深読みしてしまいます。