そばの実雑炊
2021年3月21日 日曜日1軒目:天理市柳本町 国道169号線沿いの 石臼挽蕎麦 かおく さんで雑炊を頂いてきました。
そばの実雑炊です。
隠れこっそり人気店、かおくさんです。
普通のお家で蕎麦屋さん、お店前駐車場に車があれば営業中、車が無ければその日は終了、の認識でOKのお店。
日曜お昼12時ちょっと前の段階で 満席まであと2席の状態に滑り込むことができました。
そばの実雑炊ともりそばを注文。お蕎麦は「抜き」でお願いしました。
あとで出してもらえた そばせんべいとそば茶をいただきながら待つことしばし。。
先にやってきたのは もりそば。
「抜き」のお蕎麦は蕎麦の殻を抜いて挽いたもの。普通のお蕎麦屋さんで出てくるタイプですね。
おつゆは塩味も出汁も主張しすぎていない優しい味で、蕎麦の風味を邪魔することなく楽しめました。お蕎麦の香り良いです。
そんなお蕎麦の食べ終わりごろに 次の品がご登場。
そばの実雑炊です。
そばの実雑炊とは、お店の説明書きをそのまま書くと、「お米のかわりにそばの実が入った雑炊です。」とのこと。
入ってる具材もそのまま書くと、「鴨、しめじ、えのき、人参、青ネギが入っています。」
実際、ひとすくいしてみるとこんな感じ。
形ではっきりわかるえのきと、お肉のように見えるのは鴨肉、その他の”明らかにお米だろう”と思えてしまうのが「そばの実」です。
小鉢に入れてもこんな感じ。ぱっと見 お米です。
食べてみると 驚くほどお米に似ています。言われないとわからないほど。舌先で形状を探ってみてようやくお米の形ではないな、と分かります。
でも、噛んだ食感などはお米と似ています。味はお出汁の影響を強く受けているのでお米との味の違いは明言できるほどはわかりませんでした。しっかりとお出汁を吸っていて味わい深いです。
そんな強く影響を受ける”お出汁”!
鴨肉でしょうか、強いコクながらしつこくない深い味わいのお出汁です。
口から体に染みていきます。”滋味”という言葉が思い浮かびます。
今、自分に足りない何かが補われるような、
かき氷の食べすぎで塩分を摂ったときに充ちるような(わかりにくい)
体を動かし、汗をかいたあとに水分摂取したときのような(それならわかりやすい)
この鴨肉や きのこから抽出されたであろうスープを体が欲しています。
お出汁が美味しい。。。。。。
はぁ。。。。。。
500円というお手軽価格であるが故か、小鉢2杯分しかありません。
じっくりと味わいながら頂きます。。
最初のもりそば分のそば湯もやってきます。
もりそばのおつゆをそば湯で割っていただきます。
1杯目おつゆ濃いめで作り ひとくち。。
濃厚です。水っぽい感じがないので良い感じ。
そば湯はあまり好みではありませんが、このお店のは良いですね。
少し残して薄めの2杯目、多少薄くしてもそば湯側が濃厚のようで美味しいままです。
そんなそば湯を
雑炊を食べながら、安らぎの中頂いていました。
そしてふと気づいた
お店の玄関のほうからの物音、話し声。
! 次のお客さん待ってる状態になっていました。
お客の立場ではあるけれど、人を待たせてる状態ではのんびり出来ない性分なので、早々に完食しました。(といってもほぼ食べ終わりかけ)
とても美味しかったです、ごちそうさまでしたー
~~ 他のメニュー ~~
テーブルのお品書き



~~お店の情報~~
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食べログ:かおく - 柳本/そば [食べログ]
TripAdvisor:石臼挽蕎麦 かおく (天理市) 最新のレストランの口コミ(2021年) - トリップアドバイザー
~~雑記 他いろいろ~~
お店前を通るひとなら見たことがあるであろう、このお店です。


お店は普通の住宅です。
玄関から入ってすぐのスペースは少し広く、奥に厨房があります。
玄関部分にお店の人は常駐していませんが、主に厨房or客席にいるお店の人がスグに来客に気付いてくれます。
客室スペースは8畳の和室が2部屋つづいており、ふすまは開け放たれています。
お店のひとは愛想よくハキハキと対応してくださいました。
建物の外観から 初回訪問時、入るのに勇気がいる人もいるかと思いますが、入ってしまえば そんな心配はなかったとおもうお店です。
玄関入ってすぐのところに お土産的 物販があったりします。
さすがに雑炊はありません。おすすめはされていますが。。
今日のひみつ(食べた日のひみつ)
玄関でお客さん待ちだと思っていたら、駐車場でも待ちの方々がいらっしゃいました。
ちょっと遅れたら 入れないくらいの混雑だったようです。やはり12時前狙いでないと待ち無しでの利用は無理っぽいです。