大和名物膳 【二月の万葉粥、大豆(節分厄よけ)】
2022年2月13日 日曜日1軒目:奈良市春日野町 春日大社参道 萬葉植物園よこ 春日荷茶屋(かすが にないぢゃや) さんで おかゆを頂いてきました。
大和名物膳 【二月の万葉粥、大豆(節分厄よけ)】です。
春日大社の参道途中にある、季節の花や植物で人気の萬葉植物園のすぐそばにある茶店。
月ごとに旬の素材を使用したお粥が人気です。
2月は大豆。節分厄よけ とあるように 豆まきの神事にちなんだお粥ですね。
この日は朝ごはん食べないまま徘徊したうえでの昼ごはん。
おなかが減ってるのでいつもの万葉粥ではなく、
ちょっといつもより多めに食べるため名物膳のほうにしました。
名物膳はふつうの万葉粥と比べて、柿の葉ずし2つと季節のくず餅がプラスされています。おかゆ自体はお味も量も同じです。
違いの部分。柿の葉ずし。
奈良の名物ではありますが、江戸前寿司が世の中に広く広まってる現在は、お寿司としては見劣りしますね。
酢でシメているので昔は日持ちして重宝されてたとのこと。
実際、柿の葉ずしの美味しさは作った翌日発揮されると思っています。
吉野とか行くと老舗の人は「翌日食べると美味しいよ」とかおっしゃいますからね。
そんな期待を込めて 先に柿の葉ずしを頂きます。
。。うん、熟成感やら何やらは特に感じず。おそらくきっと当日モノ。お店の中で食べる分で翌日モノはまず無いでしょうね。期待しすぎでしたー。普通に美味しいです。
さて、メインディッシュ。お粥。
白味噌仕立ての昆布だし。
おつゆの部分も美味しいのです。
2月の具材である大豆。けっこう入ってます。
よく煮てあるので硬くはなく、やわらか もにゅっ といただけます。
そんなお粥を主食に、おかずや香の物をつつきます。
奈良漬は風味ちょっと強めです。小さい子の口に入れると変な顔になるレベルです。
くず餅。上はあんこで下がくず餅。
あんこは普通にあんこです。羊羹に似た感触のあんこ。
くず餅部分は こちらも 羊羹のような少し硬めの食感。ほんのり甘さが心地よいです。お茶とも合う味わい。
ふだん食べる万葉粥のセットは小腹を満たすのにちょうど良いのですが、昼ごはんしっかり食べる、という目的でいただくとちょっと物足りないです。
しかし名物膳のセットになると、柿の葉ずし2貫だけですが それなりに食べた満足感があります。
柿の葉ずしは少し冷たいけれど、お粥もあるので最後まで寒くなることなくいただけました。美味しかったです。
ごちそうさまでした。
~~ 他のメニュー ~~
今月の立て札看板
~~お店の情報~~
公式ページ:春日荷茶屋 | 春日大社
アクセス(春日大社ページ):基本情報 | 春日大社
公式Facebook:
公式Twitter:
公式Instagram:
食べログ:春日荷茶屋 (かすがにないぢゃや) - 近鉄奈良/甘味処 | 食べログ
TripAdvisor:春日荷茶屋 (奈良市) の口コミ66件 - トリップアドバイザー
~~雑記 他いろいろ~~
今月の佇まい。
月替わりの万葉粥。来月3月は菜の花です。
今日のひみつ(食べた日のひみつ)
万葉粥が2杯付いた柿の葉ずしセットはないものか、とたまに思います。おかわりしたい。。。