行ってきました。流鏑馬まつり。
異常に忘れっぽい私。開催日を忘れずに行けました!
観覧しました流鏑馬!
目の前、至近距離で見る流鏑馬は迫力がありました。
ニュースなんかで見る映像だと
おうまさん ぱかぱか ゆみやが ぴゅー
略して おっぱかぴゅー、ですが、
実物は
迫る疾風、緊迫の掛け声、、
木片切り裂く、鈍く乾いた破壊音!
美しさの余韻を残して駆け抜ける人馬一体!
かっちょよいぃぃぃ。
すごいよ、迫力あって、美しい!
誇張表現ではなく むしろ その状況、迫力を書ききれていません。
これは来年もやるなら ぜひもう一度見なくては!
やほーい。
以上。
以下、蛇足の内容です。
当日忘れずに起きることができました。
日曜日なのに
平日と同じ時間に起床し、
平日と同じように身支度。まるで月曜気分。
しかし向かうは会社にあらず、唐古・鍵遺跡史跡公園。
休日気分でいればきっと寝過ごしていたはず。
平日同様セッティングが功を奏し 気付けばお昼過ぎなどという大惨事は まぬがれました。(大げさ)
イベント会場に向かいます。まずは道の駅レスティ唐古・鍵へ。
流鏑馬そのものが実施されるのは13:00からですが、会場で観覧席チケットが販売されるのが10:00からなので混雑することを想定し、9:00に到着するように出発しました。
普段、唐古・鍵遺跡史跡公園に行くときは道の駅レスティ唐古・鍵の駐車場に車を停めています。帰りに飲食・買い物するので便利です。
そんなわけでこの日もレスティ駐車場に停めるぞーっ、の気分で道の駅レスティ唐古・鍵の駐車場エリアに入ろうとすると、検問のような感じで近づいてくるおじちゃんに話しかけられました。
「今日はどういったご用件で?」
正直に「流鏑馬まつり見に来ましたー」と答えると
「こっちは停められないんですよ」のご返答。
ああそうか、単純に流鏑馬まつり終了まで出ていかない車ばかりだと道の駅自体の売り上げ落ちますわな。
至極まっとう、納得の内容と推測されるので道の駅駐車場を出て、イベントの時だけ満車になるちょっと遠い史跡公園側の駐車場に向かいました。
唐古・鍵遺跡史跡公園駐車場
駐車場到着。残りわずかの台数分しか残っていないところにすべりこみ、駐車することができました。
道の駅レスティ駐車場で「えー停めさせてよ、あふーん」とかゴネたうえに却下されたり時間のかかることをしていたら停められなかったことでしょう。
潔くあきらめてよかったです。
駐車場には係の人がいらっしゃって、テキパキ案内されており駐車に困ることはありませんでした。
駐車場から西に向かえば史跡公園。史跡公園の南西の生活体験広場が会場になっています。
向かう途中、駐車場の西に端っこにでっかいバスが停まってました。
奈良県ではまず見ない宇都宮ナンバー。
うしろにまわれば 明らかに普通のバスとは異なる構造。見たことないけどこれはきっとお馬さん用。
あとで聞いた話によれば「栃木から10時間かけてきました」とのお話。
もしや立ちっぱなしで10時間なのですか。。。滅茶苦茶たいへんそうです。馬用ちゅ~るとかあったら たらふく食べさせてあげて。
観覧席チケット売り場~席確保
このとき9:30ごろ。チケット販売は10:00から。
広い会場をのんびり歩き進めると閑散とした受付テーブル。時間まだだからまだ人は少ないですね。
さらに進むとまたもや受付。こちらはプレス用とあります。取材陣用ということですねー。
とのんびりさらに進むとイベントテントと20人くらいの行列。
近くまで進むとチケット売り場と判明。
もうすでに並んでらっしゃる!?
田原本のイベントで始まる前に行列ですとー!?(失礼)
あわてて自分も並びます。買えないことはないだろうけど並んでおきます。
10:00からの販売なので、9:30過ぎの時点ではまだ販売開始されていないご様子。待ちましょう。
待ってる間あたりのパネルを眺めます。。
「当日券あります」。。とうじつけん?当日券しかないのでは?予約うんぬんはイベントのWebサイトにはなかったと思うけど。。。
A席:観覧席の1列目と2列目。立っちゃダメ。三脚は1mまで。
当然コッチ買っちゃうぜー
B席:観覧席の3列目と4列目。馬来たら立ってOK。三脚は1.7mまで。
A席買えなかったらBだろうけど、自分の前は20人くらい。さすがにA席買えるでしょう。。。
。。。。
別のパネルのA席表示のところに何やら貼り紙があります。。。
。。。完売? かんばい? すべて売れた? まだ10:00になっていないのに!?
前売りがあったのでしょうか。。。
協賛会社にチケット配布とかでしょうか(憶測いけません)
。。。なにはともあれ遅刻してないのにB席決定です。
10:00になりB席購入。係りのひとにチケットの裏に住所と名前、電話番号書いてください~とのご説明と受け、書いたら受付に提出して緑のリストバンドを受け取ってくださいとのこと。通行証のようなもののようです。
チケット裏面に記載完了し、受付の人に渡します。
自由席なので席確保したら離れてもらって同時開催の市場へ行くなりして時間にしてもらって構いません、席確保の際は何か置いてもらう形でいいです、とのこと。
。。。置き引きとか盗難など大丈夫なのかね。
見れば、観覧席にはかばん類がどでーんと無防備に置かれています。人の目があるとはいえセキュリティ的にダメでしょうよ。。。もしかして大事ではないカバンなのか。。。
などと思いながらも自分自身もココと決めた場所に目印を置いて立ち去ります。
すでに試験合格した参考書が入ったままのカバンを持ってきていたので、その参考書をイケニエ目印にしました。自分のものかあとで証明できるよう中に「11/27流鏑馬まつり+自分の名前」のメモを挟んでおきました。
あとで戻ると参考書のページが風でべらべら はためいていたのにビビったのは秘密です。
同時開催 十六市
いろんなお店が並んでいました。
とんじるの無料の振る舞い。炊き出しみたいな雰囲気。
定番の唐揚げやおうどん、コロッケやコーヒーなどなど。
とんじるは田原本町の商工会青年部の方々の無料のサービスのお品。
おネギ多めの脂ぎっていない ややあっさりの飲みやすい汁物。
午前中でもぐびぐび(?)いける とんじるです。が、猫舌な私はぐびぐび(?)豪快にいけずチビチビ頂きました。奥の大きな大釜で作った出来立てなのでアツアツでした。
コロッケは田原本町の味間(あじま)という地域特産のサトイモで作られたもの。
見事にサトイモで作ったコロッケ、というお味です。
ちびっこはジャガイモのほうがいいと文句を言いそうな、私のようなよぼよぼは これはこれでいいかもと思えるシロモノ。
コロッケよりはさっきのとんじるに入ってるほうがよかったかなとは思います。。。入ってたのかな。。(気づけず)
あとは宮滝醤油のきいた唐揚げなどをいただきました。
流鏑馬中にトイレに行きたくないので朝・昼ご飯はこの程度にしておきます。
十六市ではお店のほかに太鼓の演奏、吹奏楽のお披露目がありました。
現在放送中の大河ドラマのオープニングテーマなど知ってる曲が演奏されると立ち止まって聴いてしまいますね。
巡業
大昔に流鏑馬の奉納を実施していたらしい近くの池神社から巡業を執り行うとのこと。
池神社から史跡公園までお馬さんぱかぱか歩いてもらうようです。
スケジュールを見ると12:00巡業開始。12:15には史跡公園に到着とのこと。
まさか走らせるわけではないでしょうから人間も歩いて15分くらいなのでしょう。
11:30頃に池神社に歩いて向かってみました。
11:45分ごろ到着しましたが、すでに人がびっしり。こんなに人がいる池神社初めてみました。
すでに神社の表参道は出発15分前だからか人払いがされていて神社の中に正面から入れず。しかしほぼ地元民の私は神社本殿近くからひょいと入ることができることを知っています。
。。ひょいと入ります。
本殿前でおうまさんがくるくる回っています。ちょうど競馬場のパドックでお馬さん披露してる感じです。赤鉛筆を耳にさしてる人はいませんでした。
12:00近くまでくるくるしてらして、ちょうどバターなどという単語が思い浮かんだ当たりで巡業開始。
たくましくかっちょよいお馬さんに直垂や弓など完全装備の弓手を乗せてずんずん進んでいきます。かっちょよいです。おつきの方々もよいお顔をされています。
お馬さん、おつきの方々、お馬さん、おつきの方々、と5頭分の行列が史跡公園にすすんでいきました。
行列最後尾のおつきの方々のところに観客混じりになってしまっていて、見た目的にちょっと残念。おつきの方々をないがしろにしてるように見え、残念に思えました。
史跡公園 流鏑馬祭り会場
巡業の行列が到着。私は席取りしていた自分の席に戻ります。
オートマチックぱらぱらマンガか、と内心で思うような、目印に置いてた参考書の乱れっぷりにビビりながら着席。参考書がなくなっていたり知らないおじさんが座っていたりなどの事件は起こっておらずひと安心です。
しばらく放送席から町長の挨拶やら来賓の紹介などが流れてきて うとうとしそうになります。
柔らかな秋晴れの日差しと心地よい風。眠気を誘う校長先s町長のお話。
流鏑馬をしてくださる小笠原流の方々の説明もあったような気がしますが、睡魔にシバかれていたようであまり覚えていません。
そんなこんなで13:00。流鏑馬が始まります。
流鏑馬を行うフィールドは緑の芝生と思いきや、目の前に作られた砂地と思しき細い通路が走路です。
杭とロープで区切ってあります。狭いです。そしてものすごく近いです。
芝生を走ると思っていたので観覧席とは反対側から丸見えで観覧席のほうが不利ではと思ってましたが、観覧席の間近で「反対側丸見えゾーン」からはものすごく遠くになっています。観覧席のほうがオトクです。
流鏑馬はスタート地点からゴール地点まで馬を走らせ、
途中にある3か所の的を射抜いていく形になっています。
私は自分の席を3番目の的を間近に見ることのできる席にしました。
・1番、2番の的を射抜くところを遠くであるが正面から見られる
・3番目の的は最後の的。一番力が入る見どころのはず
・第3の的の後ろには取材陣のカメラがびっしり集中。
料金違ってもいいくらい良い席のはず。あっさり参考書が置けたのは奇跡かも。
流鏑馬を何度実施してくださるかはわかりませんが第3の的のそばには的となる板が10枚ほど置かれています。馬は5頭確認できているので少なくとも2巡、10回分してくださるのかもしれません。
そして5頭の馬が流鏑馬形式ではなく、往復する形で目の前を歩くことをなさってからしばらく待機。。。
そこらにあるものをいろいろ観察してるうち、遠いマイクの声が何かを説明されています。扇が振られる事が開始の合図だと説明されているようです。
やがて目の前の3の的に板が取り付けられ、周りの方々の視界を遮らないようキョロキョロ見回しているとゴール地点側で赤い扇子が振られて裏返しされるのが見えました。
すると聞こえた遠くの歓声。方向は1番の的方面。自分の周囲のちびっこも「キタ!」と歓声を上げます。
流鏑馬
見ればすでに2番の的を通過するお馬さん。上には手綱を持たず弓を引き絞る弓手。何よりとんでもないスピードが印象的。
駆け抜ける人馬一体。目の前を抜けていく疾風、砂埃。放たれた鏑矢にくぎ付け。少し遅れて通り過ぎた馬を目で追います。
ど、どこを見てよいかわからなくなるー
文字通り疾風のごときと言いたくなる速度、
弓を引き絞る様が異常に美しい、
走り抜けるお馬さんの肉体美、力強さが美しい、
この時は当たらなかったけど 矢が放たれる姿も美しい、
。。。これはスゴイ。
テレビで見る”おっぱかぴゅー”とは全然違う美しさ、かっちょよさがスゴイ迫力で襲い掛かってきます。
カメラで撮影はしてみたけどきっと取り損ねています。
マイク放送で今のは流鏑馬をしてくださる小笠原流の31代ご宗家さんだったように聞こえました。しっかり知ったうえで見たかった。。。
そんな後悔をよそに第2走(?)開始。
今度も猛スピード。自動車と変わらない速度に思えます。
このとき弓手さんが競馬の騎手のようにお尻浮かせて馬に負担がかからないようにしているのに気づきます。
「あんたら手綱持たず、お尻浮かせて、弓引いてるんかー」いろいろトンデモないことをさらりとやってのける弓手さん&お馬さんが通過。
矢は外れていましたが今度もいろいろ美しいです。
多分このときもうまく撮れていません。
そして第3走(?)。多分公道ならスピード違反の大爆走。
あっという間に目の前の3の的をぶち抜き、駆け抜けていきます。
自分の近くで巻き起こる大歓声と称賛の嵐。
ようやく見た、目の前の的への命中と大歓声で、このときが一番印象に残っています。
すごかった。美しかった。かっちょよかった。。。
第4走(?)、第5走(?)はゆっくり走るお馬さん。ゆっくり走るからといって簡単では無いそうです。ゆっくり走ると上下に揺れて難しいそうです。
写真を撮る人にとっては簡単になるのでありがたいですね。
5頭走ったあと、お馬さんたちはゴール地点からスタート地点に戻り
再び流鏑馬開始。
5頭走っては戻りを繰り返し、合計20ヤブサメ(?)実施して終了となりました。
15回だったかな。自信なくなってきました。(忘れっぽさここで発揮)
14:00前には終了。約50分くらいだったでしょうか。あっという間に時間が過ぎ去りました。
何度か動画を撮ってはみたけれど上手く撮れてませんでした。
というよりせっかくの流鏑馬を見逃してる感じがして、後半あえて撮らないようにしたりしました。
見返してみた動画は実物の迫力が失われていて小さい感じがします。音も小さく感じます。モッタイナイ。
うまく撮れなかったけど一番マシな写真。
的中の瞬間の写真
3の的 命中動画
次回もあるなら行くときに注意しておくべき点を整理
来年も実施するならまた行きたいイベントです。
今回は特に問題ありませんでしたが、次回も問題ないとは限りません。
次回も同じ形式で実施されるなら以下の点に注意したいと思います。
・事前に公式サイトをチェック<https://tawaramoton.com/yabusame/>
・車で行くならAM9:00よりも早く到着すべし(チケット販売開始が10:00の場合)
・史跡公園の駐車場がダメなとき、2番手候補の小学校の位置を把握しておくべし
・池神社の位置を把握しておくべし
・3の的周辺のベストポジション席を確保すべし
・席取り用の最悪盗られてもいい重量物を準備。
・前売りチケットが存在するかのチェック
・忘れないこと
今日のひみつ(流鏑馬の日)
観覧席で見かけた非常に気になる謎の流鏑馬まつり扇子。
流鏑馬終了後、十六市で売ってるのか探すの忘れたー
ブログ書きおこしの際の写真チェックで気付きましたー
やっぱり何か忘れてるー キー。