今世紀中になんとか

いろんなWebコンテンツを体験学習していく覚え書きのブログだけど 制作物が進まないことで息抜きで始めた かき氷食べ歩き記事まみれになってしまってるブログ

【奈良攻略】 滝坂の道を市街地側から首切り地蔵まで歩きます。(タイムラプス動画あり)

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さてウォーキング。若草山は人がいっぱい

奈良公園の観光スポットである若草山。ちょっとしたウォーキングに便利なトコロ。
観光用の直線登山ルートは冬の間はお休みで3月の第3土曜日から解禁されます。(別ルートは年中登れます)
今年2023年であれば3月18日からですね。
3月19日に行ってみると若草山頂上は人だらけでした。奈良の観光エリアに人が戻ってきているので当然と言えば当然。。。
コロナ禍真っ盛りの頃は、行けば必ず頂上のベンチに座れていたのに今はもう座れません。
雨の日に行くしか無いか。。。(それはイヤ)

 

約30分ちょいで気軽に登れる遊歩道のある若草山は 頂上で休めないので、晴れてる日は しばらくウォーキング目的地を別の場所にします。
かき氷も目当てのひとつなので ならまち近辺で若草山以外の坂道のあるところ。。。

 

じゃあ、こっち。滝坂の道。

滝坂の道。
ちょいと急勾配で足場の悪い道。体調のすぐれないときは途中リタイヤもあり得る あの坂道。。。。

 

頂上で座れないより良いです。
しかし道中、大きめの石が転がってるので足をひねらないように気を付けないといけません。

 

大雑把な場所として、近鉄奈良駅から自分の足で歩いて、、、、45分くらい。春日大社より遠いから 結構かかります。
飛鳥中学校の近く、春日山遊歩道の南口の近く、といったあたり。


通行料などは不要。係の人といった常駐している誰か、というのもありません。近くに交番はありますけども。
勝手に入って、勝手に出ていける、自由な道。

 

そんな滝坂の道。
奈良県の人でも知らないひとのほうが多そうな道。
山の辺の道なら場所は知らなくても名前だけは知ってるというのに
滝坂の道は名前すら知られていないかも。。。

 

ということもあって 人が少ないのだと思います。
目的の場所まで行って休憩所のベンチに座れます。 (とても大事)

 

 

現地到着

厳密にはどこからが滝坂の道の始まりなのか良く知りません。調べればわかるのでしょうけど。。。
私は坂道登れれば良いのです。(ヒドイ)

 

春日大社境内のスグ南側に位置する飛鳥中学校。飛鳥と言っても石舞台古墳のあるほうではなく奈良市のほうです。春日大社の南ですからね。

学校の正門前の写真なんて撮ってたら怪しい人かと思われそうでコワかったです。

 

ここから動かず左を見ると自動販売機。これから行く道中にはコンビニはおろか自販機もありません。ラスト自販機がここです。

学校の正門前 横の自販機の写真なんて撮ってたら、怪しい人が怪しいと思われないようにカムフラージュするために自販機なんて撮ってんのかと思われそうでコワかったです。

 

その自販機のある方向の道を進みます。
道中、枝分かれしていますが、道なりに真っすぐ進みます。
途中、滝坂の道に向かう途中の最後の公衆トイレがあります。ここで決戦(?)に備えます。ラストおトイレです。推薦です。いや水洗です。あ、いや推薦もします。

 

さらに進むと滝坂の道と書かれた看板。車では行けないよの説明もあります。
公衆トイレから(自分が思う)滝坂の道の入り口までは住宅街です。写真ぱしぱし撮っていると怪しい人と思われるので気を付けましょう。

 

ずんずん進むと 再び滝坂の道の看板。看板なければ単なる住宅地ですから滝坂の道だと気付いてもらうためにも必要な看板なのでしょう。
車は来てくれるな、の看板もセットです。ここまで来ると近隣の家の敷地に侵入しないと車は切り返せないので絶対に車で来てはいけないと思います。

 

どんどん進みます。


ずかずか進みます。


個人の私有地なんじゃあ。。。と不安になるような景色ですが、のしのし進みます。


工事中で通れないのでは。。。と不安になるような景色までくれば、

 

ここが自分的に”滝坂の道の入り口”と思ってる地点です。
何故ここと思ってるかというと、台風などで倒木、崖崩れの心配があるときは確認が済むまで通行止めとなるのですが、その際、通行止め表示がこの地点に立てられるためです。
正式なものではなく私の思い込みですけども。

 

滝坂の道 突入

道なりに進むと こんな感じ。
樹木に覆われてるとはいえ太陽の光が入るので明るいです。晴れてれば木漏れ日キラキラを楽しめます。

 

落ち葉が目立ちますが、実際歩いてみると大きめの石がごろごろ転がっています。
あまり大きな石は踏まないようにしないと 簡単に足をひねったります。ちびっ子なんかは はしゃいで走り回り、転んだ上に頭を打つ、なんて場面が想像されるので連れて行かないほうが良いかも。そういえば滝坂の道で小学生くらいの子って見た事ないかもしれません。

 

こんな形で舗装(?)されてるところもあります。
傾斜があってこの形の舗装がしてあるところは雨の日、雨の日の翌日なんかは滑るので注意が必要です。

 

道のすぐ近くを川が流れています。このせいか夏場でも涼しいです。

 


寝仏

そして唐突に現れる観光ガイドに載ってそうなポイント。
寝仏です。
初見では「どこに仏?」などと思ってしまいます。


だから どこですか? 的な看板。


。。。そこですかー!? 的発見。写真だとわかりづらいかもしれません。
最初から寝てるのか、立ってたものが割れて横倒しなのか。。。そんな疑問を抱かずにはいられない造形です。

 

道中、落石注意の警告が多いです。
ドラマやマンガのような頭上から降ってくるような落石はほぼありませんが、すぐ横にあるような大きな石が転がってくるというのはよくあるようです。通行する部分に転がり落ちたであろう邪魔な大きな石は一度見たことがあります。

 

 

夕日観音

看板自体が目立たない色のせいか突然現れる観光ガイド的ポイント、夕日観音です。
再び「どこですか!」と初めて訪れた人を困惑させる 「見つけてみてねコンテンツ」になっています。


昔はなかったこんなのまで吊るされてるので本当に「見つけてみてねコンテンツ」のようです。(昔からあって気付いてないだけか??)
あ。わたし9体もあるなんて知らなかった。。。
昔しらべた時の写真で「夕日観音=1体の写真」的なイメージがあり、1体と思い込んでいました。違うんですねー


。。。わからぬ。。



浸食(?)

数年前に大きく削れたポイント。補修できずに柵が設けられています。
道と川の境にあった大きな木が根っこごと倒れたんですね。

台風や大雨で増水した川の水で根っこ周辺の土が持っていかれたのかなぁなんて思ってます。
そう考えると滝坂の道は浸食進行形の道でいずれ通行出来なくなるのかも。今のうちに行っておきましょう。

 

道の傾きがだんだん急になってきたあたりで橋。
登るにあたり右にあった川が左側になります。

 

 

朝日観音

どんどん歩いていくと いきなり現れる仏様シリーズ第3弾。
朝日観音です。


なんと朝日観音には 解説板が設置されているのです。
これまでの道中にあった寝仏や夕日観音には無かったのに!ずるいぞ朝日観音!


とか変な事を考えながら奥の崖をみると、わかりやすい仏像が。
こちらは 大きくはっきりしてらっしゃいます。



あとは妙に目立つ一本木を越えれば、、、


見えてきます。。


建物。。。人の姿も。。。

 

 

首切地蔵

その建物を越えるとようやく到着、首切地蔵。


近付いて見てみると、名前の由来がよくわかります。

 

こちらも解説板付きです。
半分以上、滝坂の道の解説だったりしますが。

 

さきほどの建物は公衆トイレ。
そして休憩所。


休憩所には「首切地蔵休憩舎」と書かれています。心休まらない字面です。
体は休まるので休憩しましょう。ノンストップでここまで上がってくるとよぼよぼボデーにはキツイです。


ここの休憩所には結構前からフリーノートが設置されていたりします。
古いまま放置、ではなく、ちゃんと今年版として新しいノートだったりするのが見るたび意外に感じます。


この首切り地蔵のある場所は、すぐ隣りをはしる春日山遊歩道と繋がっているポイントであり、柳生方面に行く道にもつながっていたりするところでもあります。
ここから柳生の里に向かうのもアリ。
春日山遊歩道を大きくぐるっと周って若草山方面にいくのも一興。
春日山遊歩道を使って元の方向に戻ることもできます。距離が長くなりますが坂道は緩やか足場は良好です。
もちろん登ってきた滝坂の道をくだるのも また良しです。

 

別のところで撮った 滝坂の道と春日山遊歩道の位置関係がわかりやすい案内図はこちら。春日山遊歩道を使って下りるルートで確認することができます。

 

休憩が済んだら戻ります。
「坂道を登る」のが目的なので観光的なことはせずに下ります。
よぼよぼなので これだけでもう疲れ切ってしまうのです。
登ってきた道ですが、帰りは断崖絶壁感があり、高いトコにがてマンの私はちょっとビビリますが、なんとか大丈夫なレベルなので転ばないよう気を付けながら戻ります。

 

滝坂の道 タイムラプス動画

私が入り口と思いこんでいる位置から首切地蔵まで。
そして同じ地点へ戻ったところまでをタイムラプス動画にしておいたので載せておきます。
・動画前半:滝坂の道 「市街方面 山道部分の入り口」 → 「首切地蔵」
・動画後半:滝坂の道 「首切地蔵」 → 「市街方面 山道部分の入り口」

youtu.be

 
今日のひみつ

3月初旬に撮ったのにブログにアップしたのがこんなに遅くなってしまいました。
台風のあとに通行止めになったときの写真があったはずなんだけど見つけられず。
探してるあいだに半月以上。。。
時系列で置いてるだけではいけませんね。。。

 

2023/5/13追記:通行止め

5月の連休に掲示されていたのを追記するのを忘れていました。

滝坂の道の途中にある橋のいくつかが工事することになり、下記の期間通行止めとなるようです。柳生方面に行かれる方は滝坂の道の迂回路として春日山遊歩道を通ってね、という事のようです。

2023.5.12~2023.7.12:柳生街道(滝坂の道)通れません

 

この橋は工事されないみたい。