今世紀中になんとか

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映画「怪物」見ました。これは見た人が怪物になるって解釈で良いのかな?(ネタバレあり)

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是枝監督の映画「怪物」

2023年6月3日 土曜日3軒目?:大和郡山市イオンモール シネマサンシャイン大和郡山 で 映画を観てきました。
気になってた是枝監督の映画「怪物」です。

 

ウォーキング中止。映画見る。

この日は台風2号の通過後。
行きたいウォーキングコースはきっとめちゃくちゃだろうから 中止にして映画鑑賞なのです。

 

どんよりお天気の日はしょうがない。
と言いたいところですが、まさかの晴れっぷり。
もう写真を撮り忘れるくらい。(単なるうっかり)

 

そんな天気の中、ウォーキング欲にうしろ髪ぶっちぶち引っこ抜かれますが、ブレずに映画です。

 

ごはんとか、かき氷とか かき氷を食べてから いざ映画館へ。

。。。。


チケット買ってー

見たー

見終わったー


。。。。

 

ブログで映画鑑賞の内容を書くときは
話の内容に触れる記事ですよ、ネタバレ要素ありですよ、ということを書くんですよね。

 

ネタバレ記事書いちゃいますよ。
映画見てない方は、このブログ記事を見てはいけませんよ。
後悔します。
私の稚拙なブログ記事を見た事に。。


。。。。


映画見終わったあとの感想

怪物。
きしゃーっ!とか吠えるクリーチャーっぽい怪物は出てきませんでした。
「怪物」や「化け物」という単語は出てきたけれど、ホラー映画ではありませんでした。

 

大きく3章構成の仕立てとなっていて、
それぞれの章の主役の目線で物語が進みます。

 

主役の立ち位置は大雑把には”被害者”のポジション。
しかし、他の登場人物から見れば”加害者”の位置づけにされています。
実際に加害者じゃないのに。
被害者なのに加害者呼ばわりされる、そんな人間関係・集団意識が”怪物”ということでしょうか。。。

 

最初は生徒のお母さん。
息子が担任の先生から暴力・暴言を受けたという被害者。
でも学校側からモンスターペアレント扱い。
シングルマザーに対する決めつけがヒドイ。

 

次は担任の先生。
生徒を気遣う行動をしたはずなのに槍玉にあげられる結果に。
生徒のウソの証言があったせいもあるけれど、決めつけがヒドイ。

 

最後は生徒。
学校でいじめの被害。
親からも何かされているような描写。
直接関与してる説明は無いけれど、物語の冒頭の事件に関与してるかのような描写。
生徒だけは実際に加害者??
1人の生徒を隠れた犯人、”怪物”として描いてるようにも見えました。

いろいろヒドイ人間模様です。そういう映画?

 

 

帰る途中に感じた感想

モンスターペアレント、モンスターティーチャーなどの社会問題、文字通り怪物ですね。


周囲の認識、わからないまま決めつける事が問題の発端になる恐れがあるよ。これも怪物要素ですね。


おとなしい生徒でも加害行動をとる”怪物”の可能性があるよ、
そんな色んな”怪物”があるよ、というテーマだろうか、と感じました。

 

それにしても最後まで説明がありませんでした。
生徒が事件を起こしたっぽいのですが、明言されていない。
伏線だけ張って回収していないかのような感じ。

 

決め手がない。。

 

と思った時点で気付いたのは、

自分もロクな証拠がないまま、生徒が犯人だろう、と決めつけているという事。
”怪物”を生み出しかねない、決めつけの行動をとる”怪物”だと。

 

映画の内容に対しての決めつけだけど、
現実世界でも まぁ基本同じ考えでしょう。

 

映画見ると”怪物”になっちゃうようです。

厳密には怪物の要素を持つことに気付かされる?

 


まぁ。考えすぎですね。
空想が過ぎます。

 

 

でも制作者がそういう解釈をされることを狙って作っていたらスゴイですね。
タイトルの意味を作品内だけに留めず、観る人にも広げるなんて斬新です。


怪物です。

 

 

 

映画情報は公式ページでご確認を。

gaga.ne.jp

 

 

今日のひみつ(観た日のひみつ)

ほんとは14:00から観るはずなのに、昼ごはんで誤算があったせいで16:40にズレちゃったのはヒミツ。
「そんなメニューがあるとは! 知りませんでした!」