八月の万葉粥、冷やし粥
2020年8月22日 土曜日3軒目:奈良市 春日大社参道 萬葉植物園よこ 春日荷茶屋(かすが にないぢゃや) さんで冷たい食べ物を頂いてきました。
八月の万葉粥、冷やし粥 です。
ふだんはあったかいお粥ですが、月ごとにメニューが変化し、7月と8月に冷やし粥が提供されます。
緑茶を使った 冷たすぎないお粥です。「冷たい」と「ぬるい」の中間くらいです。
そのため一気に食べてもお腹が冷えることはあまりありません。しかも冷たくないと不満になるような温度でもありません。心地よい冷たさです。
味はお粥ならではの薄味です。ほんのり塩は効かせてあるんですが、濃い味に慣れている人なら「味が無い」と言いそうなレベルです。
奈良の観光地で茶粥を召し上がった事があるひとならわかると思いますが、ほとんどの茶粥は塩気すらありません。そんな茶粥よりはここの冷やし粥はほんのりですが塩気はあるのです。(佃煮のせいかもしれません)
それでも物足りない人はトッピング(?)や添え物で補いましょう。物足りてる人はいろんな味を楽しみましょう。
お粥の上にのってるのは大葉を刻んだものと海苔の佃煮。海苔の甘さがお粥のあっさりに変化を与えます。
添え物に梅干しがあります。酸味が夏場疲れた体に心地よい刺激です。(はちみつ梅ではありません)
さらに奈良漬けが控えています。ちびっこは嫌う奈良漬けですが大人であればお粥に合うことは分かってもらえるはず。お粥の味が薄いとお嘆きの人には強力な助っ人となることでしょう。
さっぱりしてる冷やし粥をベースに、言わば味変し放題。
お粥 好きな人ならお粥足りなくなるはずです。
おかわりできるといいのに。
添え物無くても もしゃもしゃ食べるのに。
いつも美味しいです。ごちそうさまでした。
4月、5月は例の新コロさんの影響により休業されてましたが、いつの間にか復活されていました。
若草山から下りて帰る際、春日大社参道を使うと前を通るのですが、開いてたとしても たいてい閉店時間後の通過だったので気付けてませんでした。
たまたま8/15に朝8:30頃に東大寺の東のほうでプラスチックのプレートをもらう用事があり、その後9:30頃から10:00頃まで若草山山頂で”ぐでー”っとしてから30分歩いて下山。
11:00前の春日大社参道を使っての帰り道で、オープンしてる事に気付き、さっそく飛びついたのでした。
そして今週も飛びついたのでした。(食べすぎ)
このお店、外からも見える建物内での食事以外にも
建物の向こう側の緑に囲まれたエリアでも食事が出来ます。いわゆるテラス席ですね。
夏場は暑いです。日陰になってる部分もありますが、建物内がおすすめ。今年の夏は特に。
逆に冬場は暖房漬けの建物内。寒いのニガテな人は建物内で良いと思いますが、
暑いのニガテな人は、寒空のなかテラス席に出てあったかいお粥を食べる贅沢を味わうのがおすすめ。
さらに猫舌のひとなら、かなり早いペースで自分の最適温度まで下がってくれるお粥を楽しめます。
暑がりのお粥好きには良いところです。(絶対数が少なそう。。)
少々お高いのが玉に瑕ですが。
春日大社公式ページ:店舗ご案内はこちら
奈良おかゆガイド、、は残念ながらありません。
今日のひみつ(食べた日のひみつ)
店内にしか貼られていない月ごとのお粥メニューの写真を撮り忘れたことにお店を出てから気付き、
さらに お店の建物やテラスの写真を撮り忘れたことに帰ってから気付きました。
撮ってたのはこれくらい。