薄氷葛蜜 みつかもち
2020年8月23日 日曜日2軒目:桜井市 大神神社(おおみわじんじゃ)の境内にある 狭井神社(さいじんじゃ)から出て山の辺の道を北にちょっとの 花もり さんでかき氷を頂いてきました。
薄氷葛蜜 みつかもち です。
表面の白は葛。
葛もち なんですが、一般的に思い浮かべる葛もち ほど固形ではない 出来立て葛もちのような”ぷるとろ”の葛です。
そんな葛があんかけのように全体にかかっています。見た目と食感のアクセントとしてぶぶあられもトッピングされています。
葛の層の下には氷。そして氷の中には あんこ。つぶあんです。
あんこ をやわらかいふわ氷で包み、そしてさらに葛で包んで 1つの”氷の入った葛もち”のようになっています。
葛と氷はほんのり甘く、中のあんこはそれより少し甘いかな?というバランス。甘さもあっさりとした甘さです。
このメニューには こっそりスダチが添えられています。配膳時の位置によっては見落とすかもしれません。
葛やあんこの味わいを邪魔せずに良い具合にスダチで味変が楽しめます。
後味もすっきりしていて美味しかったです。
ごちそうさまでした。
このかき氷の名前は”みつかもち”。
みつか、という餅だと勝手に解釈していましたが、
お店の人が運んできてくださった際、
「”みつ”か”もち”というかき氷になります、どうぞ~」と仰り、
イントネーションは「ミツ or モチ」という意味に聞こえる「”みつ”か”もち”」というものでした。
・かき氷のシロップ(蜜)のようにかけてある ”ぷるとろ”葛もち
・全体が1つの”氷の入った葛もち”
・葛自体が蜜のように味付けされている
・メニューに書かれた「蜜のような・・・餅のような・・・かき氷」のメッセージ。
葛を”みつ”なんだか、”もち”なんだかよくわからない状態で美味しく仕上げてあり、
葛と蜜をあわせてかき氷、という表現では役不足、
かき氷のようなお餅、では言い表せていない、、
ということで既存の言葉では伝わらないので新しく作った言葉なのかも、と妄想が広がります。
そんな妄想とはまったく違う もっと深いネーミングなのかもしれません。
葛の食感、甘みも味わい深いものでした。
。。。私もなにやら深みにハマっているような気がします。
前回来たときは なぞの”みつかもち”は1種類でしたが、今回は ナスが乗ったみつかもちが増えていました。
さらに いちごのかき氷は無くなり、代わりにいちじくが登場。
次来たときはどっちを食べればいいんですか?? (A.両方)
この日のかき氷メニュー
この日のその他メニュー
今までこのお店で頂いたかき氷は何かしら独特な要素がありました。
・挽き立てきなこ すごーい
・ナスコンポートをつかったかき氷だなんて初めて すごーい
・ナスコンポートをつかったかき氷だなんて二度目 すごーい(味2種類あったの)
・ほうじ茶レモンって変~ すごーい
野菜使ったのって奈良ではここが一番早かったんじゃないでしょうか。
こういうのって素材であるとか料理についてすごく勉強されてるんだろうなと思います。
まだまだ何か出てきそうで楽しみです。
このお店は 所在地がわかりにくいです。
わかったとしても、一般的にはハイキングコースである山の辺の道を 約3~5分歩くことになります。
知ってる人は大神神社・狭井神社から さくっと行けます。
知らない人はスマホとか見ながらで多分行けると思います。小さな枝道があるので不安になるかもしれませんが。
地図がニガテな人はこちらから:狭井神社からのルート(45秒動画)。足場やや悪し。
過去紹介の裏道。ゆるやか上り坂の平坦な道。ハイヒールOK。駐車場はありません。2台行ってしまうと交通渋滞です。車はダメ。
前回の訪問:6月
hirailand.hatenablog.com
公式ページ:見つけられず。。。
奈良かき氷ガイド 未掲載店
今日のひみつ(食べた日のひみつ)
お客が増えています。お店に着けばいつもすぐ着席できていたのですが、そのうち並ぶことになってしまうほど大繁盛してしまうのではないかと不安になります。
この日はすぐ座れました。。。次は。。。どうなるでしょう。。